20240717105824 LTspiceで部品を追加したい 非標準部品編
20240717 現在、Program Files以下ではなく、ユーザーディレクトリ以下に配置する方がよさそう。古い記事だとそちらに入れるように書かれている場合があるが、読みかえて対応する。ちなみに、そもそもver.24ではProgram Files以下でもなく、 %APPDATA%\Local\LTspice\lib
以下っぽい。インストールの方法によって違うのかもしれない??
標準部品(トランジスタなど) の場合は手順が別。 ここでは、電子楽器系の人が使いそうなLM13700 を追加する例。
必要なもの:
.SUBCKT
ではじまるテキストファイルで表現されたモデル(拡張子は特に統一されていない。 .MODとか、.CIRとか、.libなど、色々ある)- .asy ファイル(LTspiceの回路図上での表示)
.asyファイルが無い場合: LTSPiceに部品を追加する簡単すぎる方法 で作るか、自分で.asyファイルを作る(todo: やり方のメモを作る)
今回は一式をこちらからダウンロードした。 LTSpice 用 LM13700 ライブラリ
LTspiceのユーザーディレクトリは、ver.24以降だと `%HOMEPATH%\Documents\LTspice\。 この直下にモデルもシンボルも雑多に置くことは可能そうだが、そのうち困りそう。サブフォルダは再帰的に検索してくれないので、個別に設定する必要がある。以下のように運用してみる。
- 非標準部品(というかサブサーキット)の .SUBCKTファイルは、modelsフォルダを作って追加した。
- .asy は
symbols
以下に追加。
この情報をSettings → Search Pathsの、
Symbol Search Path
と、Library Search Path
に別途追加した。
ここまでの操作をした後、LTspiceを再起動する。回路図エディタでComponentダイアログから、追加した部品が選べるようになっている。(Top Directory: の所で、設定したフォルダが選択できるようになっていて、それを選ぶ必要がある)
シンボルの中にモデル名が記載されていて、こちらについては自動で探してくれるようだ。そのため、回路図上に.lib
や.include
を追加しなくて良さそう。複数のフォルダに同名のモデルがあった場合、どうなるのだろう?というのが若干気になる。要調査。